一般媒介契約であっても不動産が高く売れるとは限りません!
これは私の持論ですので最終的にはご自身でご判断いただきたいと思いますが…
私がこのように思う理由については、媒介契約の視点と価格付の視点の2側面にあります。
〈目次〉
1.価格付と一般媒介契約
2.媒介契約の視点
3.サテマチご利用のおすすめ
1. 価格付と一般媒介契約
高く売るために一番大切なことは「価格付」です!
まずは適正な価格を知り、その上で高めのラインにトライすることがポイントといえます。
例えば、近所のスーパーで人参が1本100円で売っています。近隣は多少の差はあれど90円〜110円ほどです。
そこへ朝取れ野菜の販売車がきました。同じくらいの大きさの朝取れ人参が1本150円で売られています。
あなたは朝取れ人参を買いますか?
では、この人参を30坪の土地の坪単価(万円)に置き換えて考えてください。近隣土地相場は2700〜3300万円、新しくでてきた少し条件のよい30坪の土地は4500万円。
あなたは後者の土地を買いますか?
3000万円前後が土地相場のエリアに対して、4500万円の土地が売り出されても、なかなか見向きはされないと思います。それどころか、販売も長引き、場合によっては良くない印象を与えることにも繋がりかねません。
しかし、条件がいいことを理由に当初より3500万円ほどであれば、注目を集め成約に至ることもあるでしょう。前向きに考えてくれるお客様にも交渉意欲が生まれてきます。
適正な相場を知りむやみに高値で売り出さないことは、不動産の販売活動をするうえで非常に重要なことと言えます。
値付けの話は一般媒介契約であれど同様です。
2. 媒介契約の視点
前述の通り、高く売るために一番大切なことは価格付です。
価格付さえしっかりとすれば、どの媒介契約でもメリットを享受できます。
しかし、私は信頼関係を築いた不動産会社との専任媒介契約をおすすめします。
その理由は以下の通りです。
一般媒介契約では各業者の査定を参考に、売主様で価格付をする必要がある
一般媒介契約のもとでは各不動産会社ともに早期成約を実現したい。ゆえに内覧者からの交渉条件を優先し、条件の悪い話が持ち込まれることもある
一般媒介契約では不動産会社がかかえている潜在的なお客様にアプローチできる。しかし、そのお客様が対象物件に近い条件を希望しているかは不明である
専任(専属)媒介契約ではレインズへの登録義務がある。レインズは各不動産業者が閲覧し、抱えているお客様に紹介できる物件を探している。前述の一般媒介契約のメリットを専任媒介契約でもカバーできる
一般媒介契約でも専任媒介契約でもポータルサイトを閲覧しているお客様の数は変わらない
専任媒介契約は、売却の媒介報酬が見込めるので、より親身に注力して売却活動に取り組んでくれることが多い
私自身が専任媒介契約推しゆえ、このような内容となってしまいましたが、一般媒介契約ではよくないと申しているわけではございません。
信頼のもと成り立つ専任媒介契約の方が、不動産会社も売主様により寄り添いやすいということは断言できます。
媒介契約の種類によって大きく変わってくるのは、不動産会社の動きやモチベーションです。高く売れるように必死に動いてくれる営業マンの存在はとても頼りになるかと思います。一つご参考にしてください。
ただし、専任媒介契約以上の場合には「囲い込み」にご注意ください。恥ずかしい限りではございますが、そのような業者も少なからず存在することは事実です。
3. サテマチご利用のおすすめ
『サテマチ』では、売主様に代わって、いくつかの業者に査定を依頼します。
ご利用は無料!私たちが売主様と仲介業者様をマッチングいたします。
<売主様のメリット>
サテマチのサービス利用料は無料
一度に複数の業者の査定がとれる
ご自身や物件の情報を何度も入力する手間が省ける
比較検討したうえで、媒介業者を決めることができる
<システムの特徴>
売主様に代わって査定依頼するというスタンス
機械的な送受信ではなく、宅建士の資格を有するものの人為的なサービス
宅地建物取引業の免許をもつ当社によるサービス
売主様からのご相談にも対応可能
本サービスから査定依頼を受けたときの不動産業者のモチベーションが高い
査定結果は当社を通して売主様にご連絡します
覚えのないメールやメッセージが届くことはありません
このような特徴があるからこそ、
自ら動かず各社査定を比較できる&当社のアドバイス
→ 適正な査定価格を知り、売出価格の決定ができる
不動産会社比較もできるので専任で任せる先の検討材料になる
一般媒介契約をするにしても、各社に何度も足を運ぶ必要がない
ぜひ一度ご検討くださいませ!
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